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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析液用標準液を使用した透析液濃度管理について

演題番号 : P-5-193

小林 祐子:1、鳴海 敏行:1、川邉 学:3、藤森 貴史:1、宮崎 真一:1、本多 仁:1、山下 芳久:3、大浜 和也:1、竹中 恒夫:2、鈴木 洋通:2

1:埼玉医科大学病院 血液浄化部、2:埼玉医科大学病院 腎臓内科、3:埼玉医科大学 保健医療学部 医用生体工学科

 

【目的】透析液用標準液(標準液)を使用した濃度管理について検討した。 【方法】測定対象はキンダリー3E、AKソリタFL、カーボスターLとし、各標準液を用いて血液ガス分析装置(GASTAT-602i)の調整を行った。調査項目は調整前後の透析液電解質濃度とした。 【結果】各透析液のNa、Cl、K、Caイオン濃度は調整前後で測定値の変化はなかった。調整2ヶ月後の標準液測定値の変化率はNa、Clイオン濃度は1%未満、Kイオン濃度は1.5~4.0%、Caイオン濃度は0.8~2.4%だった。各透析液による濃度変動は認められなかった。 【考察】標準液は透析液の種類に関わらず、正確な電解質濃度の測定に用いることができた。透析液濃度測定を行う場合、電極の劣化や電極内部液交換などが測定値に影響を与えるため標準液を利用することで適切に装置の調整ができると考えられた。 【結語】標準液を使用することでより精度の高い透析液濃度管理が期待できる。

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