演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

高濃度ブドウ糖溶液(TZ)投与時の血糖変動と循環血漿量の関連

演題番号 : P-5-174

二宮 将臣:1、阿部 克成:1、阿部 理恵:1、二宮 里恵:1、阿部 勢津子:1、宇野 克彦:1、猿渡 研一:1

1:(医社)三杏会 仁医会病院

 

【目的】透析中の血圧低下予防にTZ持続注入が有効である事は知られているが、TZ投与時の血糖変動と循環血漿量の関係については、明らかではない。我々は、TZ投与による血糖の変動が循環血漿量に及ぼす影響を、持続血糖モニターとクリットラインを用いて検討した。【対象及び方法】透析中に血圧低下を認める非糖尿病透析患者に、透析開始時より2時間持続して50%TZを100ml/hで投与し、血糖値と%BV を測定した。【結果】TZ投与後、血糖値は急激に上昇し0.5hで400mg/dlを越えた。この間の%BVの低下は2%であった。その後血糖値は上昇を続け2h目には568mg/dlとなったが、%BVは横ばいで経過した。2hを過ぎると血糖値の上昇傾向は認められなくなり、2.5h目から徐々に低下、4h目には100mg/dlとなった。%BVは2h目から低下し始め、15%まで低下した。【考察】TZの投与は循環血漿量の維持に有用ではあるが、循環血漿量の減少を抑えるには血糖値が400mg/dl以上に上昇しないと抑えきれないと考えられた。

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