演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の細菌培養検査から分離された腸内細菌の薬剤耐性化傾向

演題番号 : P-5-149

辻原 佳人:1、鈴木 美樹:1、小松 由里子:2、高橋 八千代:2、堀野 哲男:3、長谷川 俊男:3、川口 良人:3

1:神奈川県立汐見台病院 臨床検査科、2:神奈川県立汐見台病院 看護部、3:神奈川県立汐見台病院 内科

 

【目的】透析患者から検出される腸内細菌の抗菌薬に対する耐性化傾向について検討を行った。 【対象と方法】2001年から2010年までの過去10年間に透析患者から分離された腸内細菌179株を対象に抗菌薬の最小発育阻止濃度(MIC)を測定した。腸内細菌の耐性菌として問題となるExtended Spectrum β-Lactamase(ESBL)、ニューキノロン薬耐性菌の検出率を調査した。 【結果及び考察】E.coliの検出率が最も高く65株(36.3%)であった。ESBLの検出率は7株(10.8%)、LVFX耐性率は11株(16.9%)、ESBL+LVFX耐性菌は1株(1.5%)であった。ESBLは2008年まで検出されなかったが、2009年に2株、2010年に5株と増加傾向を示している。 透析患者の抗菌薬の耐性化に関するサーベイランスはアウトブレイクの早期発見に必須であると考える。

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