演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者に生じたクインケ浮腫の一例

演題番号 : P-5-128

福田 誠:1、吉原 万貴:1、高島 毅:1、中村 恵:1、宮崎 博喜:2、岸 知哉:2、宮園 素明:2、佐内 透:2

1:佐賀県立病院好生館 人工透析室、2:佐賀大学医学部付属病院 腎臓内科

 

【症例】80歳代女性【現病歴】末期腎不全にて近医で維持透析中(原疾患不詳)。数年前に突然の舌腫大あり近医で加療歴あり(詳細不明)。20XX年3月上旬に軽度舌の痛みを自覚した。3月12日に舌の腫脹を認めCEZ1g/日投与され一時軽減したものの、3月14日より再度増悪を認めた。クインケ浮腫の診断にて3月15日にヒドロコルチゾン80mg/日を開始されるも、気道閉塞の可能性あり当院紹介搬送となった。来院時、著明な舌腫大と口唇の浮腫を認め閉口困難な状態であったが、気道は保たれていた。ヒドロコルチゾン500mg/日+CEZ1g/日+リン酸ベタメタゾン点鼻・外用エピネフリンのネブライザー吸入および絶食にて加療開始し、症状の著しい改善を認め、3月18日に退院となった。【考察】本症例は、舌腫大が出現する前に舌の痛みを自覚しており、外傷や感染を契機として発症した可能性が考えられた。クインケ浮腫の原因は多岐に渡り、若干の文献的考察を加え報告する。

前へ戻る