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開催回
第56回・2011年・横浜
 

サルコイドーシス様の検査所見と高Ca血症を来たしステロイドが奏功した肉芽腫非合併維持血液透析の一例

演題番号 : P-5-126

沼田 暁彦:1、斎藤 修:1、秋元 哲:1、濱野 慶朋:1、竹本 文美:1、安藤 康宏:1、武藤 重明:1、草野 英二:1

1:自治医科大学 腎臓内科

 

【症例】60歳代男性。糖尿病性腎症にて20XX年血液透析導入。8年後4月頃より血清Ca上昇傾向を認めた。VitD3、CaCO3中止後も血清Ca>11mg/dlで推移しエルシトニン、シナカルセトを投与したが無効であった。データ的にはiPTH、PTHrPの上昇はなく、ACE・リゾチーム・1,25(OH)2VitD高値、ツベルクリン反応陰性等の所見からサルコイドーシスを疑った。しかしガリウムシンチで集積亢進を認めた右上腕三頭筋からの生検で肉芽腫を認めず、眼や胸部CT所見などからも肉芽腫性病変やサルコイドーシスは否定的であったがプレドニゾロン20mg/日より開始したところ速やかに高Ca血症は改善した。【まとめ】臓器所見が乏しいサルコイドーシス様検査所見を示す高Ca血症を経験した。ステロイド投与により高カルシウム血症が改善した経緯を含め文献的考察を加え報告する。

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