演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者の口腔粘膜乾燥

演題番号 : P-5-123

清水 桃子:1、松岡 哲平:2、毛利 謙三:1、明本 咲子:1、今村 由貴子:1、加藤 園子:1

1:(医)大誠会サンシャインM&Dクリニック 歯科、歯科口腔外科、2:(医)大誠会

 

【始めに】血液透析時に口渇感を訴える患者は少なくない。口渇を理由に、飴を口に含み透析をしている姿をみかける。そこで血液透析中の口腔粘膜の乾燥状態を調査した。【対象】本施設で血液透析をしている39歳~78歳(平均64.9歳)、22名(男性10名:女性12名)【方法】口腔水分計ムーカス(ライフ社製)を用い、透析開始直前と開始2時間後、終了直後(開始3~4時間後)の合計3回、頬粘膜と舌粘膜の口腔粘膜乾燥度を測定した。【結果】透析患者の約半数は透析開始前より口腔粘膜は乾燥傾向にあった。開始2時間後では粘膜乾燥を示す患者は約半数で、人数の増加はみられなかった。しかし、乾燥傾向を示す患者の粘膜乾燥は強く現れた。また終了直後は人数の増加はなく、開始2時間後の値と差はなかった。また、頬粘膜より舌粘膜の方が乾燥傾向を示した。【まとめ】口腔乾燥は、う蝕や歯周病の進行、味覚障害などに繋がる可能性がある。血液透析中に口腔乾燥を呈する患者は、口腔粘膜保湿剤の使用などを考慮する必要性がある。

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