演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

メシル酸ナファモスタット(NM)に過敏症状を認めた血液透析患者の1例

演題番号 : P-5-122

割石 大介:1、新居 慎也:1、吉田 良子:1、福原 正史:1、春日 和歌子:3、槌谷 亜衣:3、新田 ひとみ:3、齊藤 君子:3、西岡 晴子:3、真鍋 明子:3、飯原 清隆:2、須藤 泰史:2

1:つるぎ町立半田病院 腎センター 臨床工学科、2:つるぎ町立半田病院 腎センター 泌尿器科、3:つるぎ町立半田病院 腎センター 看護部

 

NMは出血傾向のある患者や術後患者などの血液透析の際に抗凝固薬として使用されるが、近年、重篤なアレルギーも報告されている。今回、我々は NMを用いた血液透析で過敏症状を認めた1例を経験し報告する。症例は60歳代男性。 HXX年1月血液透析に導入(腎硬化症)。透析開始1年半後、慢性膵炎(急性増悪)のため抗凝固薬をNMへ変更(以降、消化管出血を併発し継続)、変更7ヶ月目の透析後に発熱・倦怠感・掻痒疹が出現。翌日には解熱し、WBC、CRPに有意な上昇はなし。次の透析後にも同一症状を繰り返し、NMに対する過敏反応を考え、低分子ヘパリンに変更し、症状が消失した。フサン特異的IgE抗体測定は、陰性であったが、他の薬剤、ダイアライザー等に過敏反応は認めずNMが原因と思われた。

前へ戻る