演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

アキレス腱痛とレボフロキサシン(LVFX)投与との関連が疑われた透析患者の3例

演題番号 : P-5-118

今井 利美:1、茶木 裕子:1、高橋 順子:1、小林 英夫:1、若山 克己:1、武田 真一:1、武藤 重明:2、草野 英二:2

1:小山市民病院 透析センター、2:自治医科大学附属病院 内科学講座腎臓内科学部門

 

【はじめに】LVFXの副作用にアキレス腱炎があるが、比較的稀とされる。LVFXとの関連が疑われるアキレス腱痛を生じた透析患者3例を報告する。【症例1】透析歴14年の70歳代男性。感染性腸炎に対しLVFX 200mg分2を4日間内服した。内服開始8日目に両側アキレス腱痛・肥厚が生じ、約3か月後に消失した。【症例2】透析歴8年の60歳代男性。細菌感染を考え、LVFXを初回500mg、翌々日に250mgを内服した。開始3日目に両側アキレス腱痛を生じたが、約3か月後に消失した。【症例3】透析歴8年の70歳代男性。感染性腸炎に対しLVFX を初日500mg、隔日で250mgを3回内服した。開始10日目に両側アキレス腱痛が発生、約2か月後も残存するが軽快傾向にある。【考察】リスクファクターとして高齢やステロイド長期使用、男性、腎不全等が報告され、透析患者では重複する因子が多い。また、昨今投与法が見直され、同時期に相次いだ特異的な症状は、安全使用について一考すべき事例と考えた。

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