演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における維持透析患者の悪性腫瘍の検討

演題番号 : P-5-102

阿部 由紀子:1、名田 陽:1、三橋 秀基:1、森岡 潤一郎:2

1:群馬アレルギー疾患呼吸器内科病院 腎臓内科、2:群馬アレルギー疾患呼吸器内科 アレルギー呼吸器科

 

【対象】2006年4月から2011年3月までに悪性腫瘍を合併した維持透析患者19例。 【結果】年齢は平均69.6歳、男性12名女性7名、全維持透析患者の9.8%、透析導入から発症までの期間は平均65.3月だった。悪性腫瘍の種類は大腸癌7名、胃癌5名、肝細胞癌・胆嚢癌・腎細胞癌・腎盂尿管癌・前立腺癌・急性骨髄性白血病・悪性リンパ腫が各1名だった。悪性腫瘍の進行度は限局群12名、非限局群7名だった。限局群のうち11名は定期検査で発見され治療により寛解した。非限局型は全例に自覚症状があり、7名中5名が死亡し2名が治療中である。2名の重複癌の症例を認め、いずれも透析歴が長い症例だった。膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)の症例は、IPMNは悪性所見が無く経過観察をしているが、早期腎細胞癌が発見され腎臓摘出術を行った。 【まとめ】定期検査で腫瘍が発見された症例は予後が良く、自覚症状から発見された症例の予後は不良だった。またIPMNは他臓器に悪性腫瘍を合併することがあり、IPMNを認めた場合は注意を要する。

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