演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

電解水透析における血圧変動の検討

演題番号 : P-5-099

森 淑江:1、大岡 悦子:1、荒木 真:2、遠藤 修一郎:2、宇佐美 一政:3、樺山 繁:4

1:泰玄会病院 血液浄化センター、2:京都大学 腎臓内科、3:泰玄会病院 内科、4:(株)日本トリム

 

【目的】透析患者が酸化ストレスや慢性炎症にさらされているという知見が蓄積しているが、その治療法は未だ乏しい。近年、水素ガスが抗酸化、抗炎症作用を持つことが証明され、それを応用して水素ガスを溶解した透析液を用いた透析システム(電解水透析)が開発された。我々は透析中の血圧維持困難症例に電解水透析を施行し、その効果を検討した。 【対象・方法】通常透析において血圧維持困難な透析患者6名に対し電解水透析を1カ月間施行し血圧変動や血圧低下に伴う症状の有無を比較検討した。 【結果】3/6例において通常透析に比し安定した血圧変動を示した。3/6例は両透析療法の血圧変動に大きな差は認めなかった。溶質除去能等その他のパラメーターは変化を認めなかった。 【考察】電解水透析における血圧変動は通常透析と同様又はより安定した状態であり、透析中に低血圧を呈する血圧維持困難症例でも安全に透析が施行できることが示唆された。

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