演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の腰痛に対するM-Testの有用性

演題番号 : P-5-096

茂原 仁:1、萩野 利赴:1、中村 秀也:1、茂原 治:2、向野 義人:3

1:(医)健佑会 上富田クリニック、2:(財)和歌山健康センター、3:福岡大学スポーツ科学部

 

【要旨】 我々は透析液水質の徹底管理,看護師によるフットケアや,鍼灸師による痛みに伴う日常動作の改善など,質の高い透析医療の提供を通じて透析患者のQOL向上に取り組んでいる. 今回,M-Testを透析中のベッドサイドで行えるように簡略化し,腰痛に対する治療効果を検証した. 【対象・方法】 腰痛を訴える患者19名を対象とした.治療はM-Testを簡略化し,非侵襲性のツール(マイクロスコーン)を,2項目の動作制限に基づいて下肢に貼付した.治療回数は週に1回,合計4回とし,6段階のFace Scaleを用いて評価を行った. 【結果】 腰痛のFace Scaleは有意に減少した. 【考察】 診断・治療時間も5~15分程度と短く,非常に簡便で安全な治療法で,腰痛に対して有効であった.また,この治療法は特別な知識・技術を必要とせずに行えることから,看護師やその他スタッフでも十分に行える.M-Testは手当てというふれあいをも通じて,透析患者の動作制限の原因病理・症状に対し,それらを改善する有用な手段であると期待される.

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