演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者における大腿骨骨折の臨床的検討

演題番号 : P-5-095

佐藤 尚代:1、渡邊 喜彦:1、岡 雅俊:1、秋山 健一:1、鈴木 美貴:1、澁井 香織:1、鈴木 智:1、小原 まみ子:1、望月 隆弘:1

1:亀田総合病院 腎臓高血圧内科

 

【はじめに】血液透析(HD)患者での転倒は骨折リスクが高く、特に大腿骨骨折は患者ADLを極度に低下する。【対象】最近5年間で、大腿骨骨折で当院に入院した37症例 (男18/女19例) 40骨折を対象として、大腿骨折患者と当院外来HD患者での臨床的な背景を比較した。【結果】骨折患者/外来患者(mean±S.D.):年齢(歳);77.4±9.3/68.9±11.8、透析歴(月);71.6±51.5/89.5±68.3、糖尿病(%);43/33、BMI(kg/m2);19.6±2.5/20.8±2.9、受傷時Hb(g/dl);9.9±0.9/11.1±0.9、Alb(g/dl);3.3±0.4/3.8±0.4であった。透析中の血圧低下は10例に認めた。治療としては手術(32)、保存的加療(8)で、転帰として、転院11例、入院中死亡6例であった。【結論】骨折患者は年齢が高く、低栄養の傾向にあった。また骨折患者の約半数は自宅退院できなかった。【まとめ】HD患者での大腿骨骨折を予防しADLを保つには、栄養状態や血圧、貧血状態を良好に維持することが大切である。

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