演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の疼痛・しびれ・こむら返りに対しトリガーポイントが効果を奏した16症例

演題番号 : P-5-094

大山 聡子:1、張 杰:1、菅野 勝寛:1

1:東名厚木病院 腎透析科

 

長期透析患者が増加するにつれて、整形外科的治療をうける機会が増えてきている。疼痛・しびれなどの自覚症状を伴う場合はどのように対処していくかが日常臨床の場で課題となる。また、見つかった構造的な異常が、「痛み」とは関連性がないケースも多くあり対処に苦慮しているのが現状である。我々は、トリガーポイントという概念をもとに行われている治療を透析患者に行い、治療困難であった症状(疼痛・しびれ・こむらがえりなど)が改善した症例を経験した。トリガーポイントとは、筋組織内の微細な硬結部位であり、この硬結は自然に消えることはない。この硬結がその筋の付着部分を緊張させしばしば近くの関節に症状が現れる。このことを理解すると従来の治療では痛みに注目してその場所を治そうとしており、痛みの根本治療ができていなかった可能性があったことがわかった。腰痛・頚部痛・肩痛に対し保存的療法を行っている当院維持透析患者16症例について、トリガーポイントを行った結果報告と文献的考察を行う。

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