演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

多彩な血管病変をきたしたSLE腎症の一例

演題番号 : P-5-071

片岡 和義:1、青沼 里奈:1、石下 晃子:1、棚瀬 みやび:1、棚瀬 健仁:1、岩嵜 友視:2、田村 博之:1

1:豊島中央病院 腎内科、2:豊島中央病院 血管外科

 

【症例】60歳代女性【既往歴・治療歴】26年前に腎生検にてループス腎炎と診断。ステロイドパルス療法などの治療を施行するも20XX年3月腹膜透析導入。7年後12月、急性大動脈解離を発症し人工血管による上行大動脈置換術を施行した。腹膜透析導入から9年後の8月、CAPD腹膜炎にて入院中、左腸腰筋血腫を発症。保存的治療にて治癒した。【考察】SLEに大動脈解離を合併することは比較的少ないとされている。またSLEに腸腰筋出血を合併した症例は我々が検索した限りでは報告がなかった。本例はSLEの長期経過中、急性大動脈解離,腸腰筋出血など多彩な血管病変を呈した症例であった。SLEの長期予後の改善とともにSLE自体の血管に対する影響、ステロイドなどの治療の血管に対する影響など示唆に富む症例と思われ若干の文献的考察を加え報告する。

前へ戻る