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開催回
第56回・2011年・横浜
 

抗GBM抗体陽性RPGN由来の透析患者の特徴と予後

演題番号 : P-5-067

宮内 義浩:1、栗原 和生:1、藤野 文孝:1、新谷 紘史:1、渡邊 隆:1、伊良部 徳次:1

1:総合病院国保旭中央病院 人工透析センター

 

【目的】抗GBM抗体陽性RPGN由来の透析患者の特徴と予後について検討した。【方法】2001/1/1-2010/12/31を観察期間とし、当院にて新規透析導入した960例の内、抗GBM抗体陽性RPGNの6例(0.6%)について検討した。【結果】男2例女4例、導入時平均63.5才(27-80才)。抗GBM抗体は57-460EUであり、3例がMPO-ANCA陽性であった。入院時Cr 1.6-12.2mg/dlであり、全員入院10日までに透析開始、そのまま維持透析に移行した。MPO-ANCAも陽性であった3例の内2例は透析開始約2Mで死亡(偽膜性腸炎/ニュウモシスチス肺炎)。生存4例の内、MPO-ANCA陽性では、抗GBM抗体は1Mで陰性化したもののMPO-ANCAの陽性が持続しているためPSL9mg/day続行中。抗GBM抗体のみ陽性の3例は、抗GBM抗体は最大12Mで陰性化を確認(5M/10M/12M)、その後陰性を維持、PSLは最大22M(13M/22M/22M)で中止。なお、生存4例中2例は他院で維持透析中。【結論】抗GBM抗体陽性RPGN由来の透析患者は急性期を乗り切り維持透析に移行できると、比較的予後は良好と考えられる。

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