演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

PCI後にSLEによる心膜炎を発症した維持透析患者の1例

演題番号 : P-5-066

村松 雅人:1、山田 師生:1、鈴木 田鶴子:1

1:(医)豊腎会加茂クリニック 内科

 

【目的】PCI後に心膜炎を発症した透析患者について報告。【症例】70歳代男性(HD導入平成XX年12月)、原疾患不詳。HD導入前よりPMRの診断でプレドニゾロン(PSL)6mgを内服。導入1年前の1月に狭心症のためステント留置を受けticlopidine(TP)200mgを服用中であった。HD導入した年の11月下旬より発熱、CRP上昇を認め尿路感染の可能性を考慮し治療中であった。胸部X線にて心不全を認め除水を進めたが、HD中の血圧低下により除水困難となった。心エコーにて心嚢水貯留を認め、発熱、心拡大の原因としてSLEによる心膜炎を考え精査、ANA2560倍以上、IgG2336と異常を認め翌年1月に基幹病院を紹介、抗SS-A抗体陽性等ありシェーグレン症候群+SLEの診断を受けPSL30mgに増量され心嚢水は消失した。薬物誘発ループス(DIL)の可能性も否定できずTPを中止したがDILの確定は得られていない。【まとめ】免疫異常を伴うHD患者がPCIを受けTPを内服する場合、SLE(あるいはDIL)を発症する可能性に注意が必要である。

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