演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

MPO-ANCA関連血管炎に伴う腎機能障害に対して血液透析を施行し救命しえた一例

演題番号 : P-5-062

里見 良輔:1、井上 卓:1、渡辺 慎太郎:1、石川 譲治:1、石塚 健:1、栗原 秀樹:1、上原 淳:1、竹本 文美:2、草野 英二:2

1:佐野厚生総合病院 内科、2:自治医科大学医学部附属病院 腎臓内科

 

【症例】TW 30歳代女性。【家族歴】なし。【既往歴】なし。【現病歴】平成XX年に、妊娠中に尿蛋白、尿潜血陽性を認め、MPO-ANCA 26よりMPO-ANCA関連血管炎と考えられたが、経過観察にてMPO-ANCA陰性化し、尿蛋白、尿潜血も改善したため、4年後に終診。10年後10月27日に、数日前からの発熱、悪寒、めまいにて、当院救外受診。【検査所見】両側肺野スリガラス状陰影。SpO2 88%(r/a), Hgb 5.5, Un/Cr 42.7/4.26, MPO-ANCA 35。【入院後経過】気管支鏡検査にて肺病変は肺胞出血と判明し、腎炎の症状と合わせてMPO-ANCA関連血管炎重症型と診断。ステロイドパルス療法、人工呼吸器管理となった。11月6日にUN/Cr 122.3/6.34と腎機能増悪し、溢水に伴う呼吸障害も増悪したため、血液透析を開始。週3回の透析、フサンの点滴を要したが、現在は抜管し、週2回の維持透析で症状は安定している。

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