演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析導入2年目に肺胞出血を合併し、MPO-ANCA関連血管炎が疑われた1症例

演題番号 : P-5-061

姜 景智:1、小林 俊郎:1、豊田 郁美:1、福田 熙:2

1:厚生会共立病院 人工透析、2:厚生会共立病院 内科

 

【症例】80歳代女性、1年前に透析導入となった。原疾患は、糖尿病(?)。腎生検は、施行されなかった。前医より当院へ長期療養目的にて入院透析となっていた。導入2年後に12月17日 血痰・呼吸困難となり、胸部X線を施行したところ、両側肺野に透過性の低下がみられ雲状・斑状の陰影、浸潤影がみられた。MPO-ANCA高値を示し、PR3-ANCAは陰性、肺胞出血を合併したANCA関連血管炎を疑った。ステロイドパルス療法を行った後、ステロイドを漸減していった。胸部X線の陰影も改善し、臨床所見の改善も得られた。【結語】透析導入2年目に肺胞出血を合併したMPO-ANCA関連血管炎が疑われた症例を経験した。当院は、長期療養型病院でもあり肺生検など、行えなかったが、本症例のように病勢が強い場合、速やかな治療が必要であったと思われた。

前へ戻る