演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

AN69膜ダイアライザーへ変更により、発熱の消失およびMPO‐ANCAの急速な低下を認めた一例

演題番号 : P-5-057

清野 貴義:1、菊地 愛子:1、内田 弘美:1、柳澤 進一:1、佐藤 直幸:1、小沢 尚:1

1:(医)欅会小平北口クリニック 臨床工学技士科

 

【はじめに】この度、透析中に発熱・悪寒症状が出現する症例に対し、ダイアライザーの変更で係る症状の改善とMPO-ANCAの低下を認めた症例を経験したので文献的考察を加え報告する。 【症例】80歳代女性。透析歴9年5ヶ月。原疾患、ANCA関連性血管炎。透析後半からの悪寒、発熱が高頻度に認められ種々の抗生剤の投与やダイアライザーの変更を行った。PMMA膜をPS膜への変更時に、MPO-ANCA5.3U/mLから15.0U/mLまで上昇し、症状改善がみられなかった。更に、AN69膜へ変更したところ、発熱症状が消失し、MPO-ANCA4.8U/mlへの急速な低下が認められた。 【考察】当症例についてダイアライザー膜の生体適合性の観点から、MPO-ANCAと発熱との関連について、その臨床的意義を検証した。

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