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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析導入後6年目に発症したヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の1例

演題番号 : P-5-049

古井 秀典:1、久木田 和丘:1、小野寺 一彦:1、谷 安弘:1、後藤 順一:1、土橋 誠一郎:1、飯田 潤一:1、坂田 博美:1、堀江 卓:1、澤村 祐一:1、玉置 透:1、目黒 順一:1、米川 元樹:1、川村 明夫:1、高田 尚幸:2、大野 正博:2、近藤 正道:2

1:特定医療法人 北楡会 札幌北楡病院、2:特定医療法人 北楡会 開成病院

 

【はじめに】HIT II型はヘパリン投与後5~14日に発症するとされる。今回透析導入後6年目に発症したHITの1例を報告する。 【症例と経過】70歳代男性、平成XX年1月糖尿病性腎症から透析に導入され未分画ヘパリンを使用し透析を継続していた。7月右腎出血のためメシル酸ナファモスタットと低分子ヘパリンを使用したが、回路内凝固のため8月からヘパリンを使用した。10月から徐々に血小板減少が認められ、12月当院に転入院後抗凝固剤をメシル酸ナファモスタットに変更し血小板減少は改善、その後HIT抗体陽性と判明した。 【考察】HIT II型は血液透析導入期には発生頻度が3~4%とされるが、維持期の発症はまれとされる。今回の症例は透析導入から6年経過しており、HIT抗体の形成時期に関して興味ある症例と考える。

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