演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

リツキシマブ投与を行ったマントル細胞リンパ腫の血液透析患者の1例

演題番号 : P-5-046

西田 雅也:1、迫田 知佳子:2、村川 真悠子:2、岡本 ゆう:3、佐藤 暢:1、所 敏子:2、橋本 哲也:1、西村 眞人:4、山崎 悟:1、岩元 則幸:1、小野 利彦:1、稲葉 亨:5

1:(特医)桃仁会病院 泌尿器科、2:(特医)桃仁会病院 腎臓内科、3:(特医)桃仁会病院 麻酔科、4:(特医)桃仁会病院 循環器科、5:京都府立医科大学 臨床検査部

 

【症例】70歳代男性、透析歴12年。 定期採血でPlt 3.2万/μL、LDH 1191IU/L(LDH3型優位)、造血器腫瘍を疑った。胸腹部CTでリンパ節腫脹は認めず。可溶性インターロイキン2受容体(sIL-2R)は3159 U/mLと上昇。 骨髄穿刺検査にて異常細胞を6%認め、フローサイトメトリーではCD5+/CD10-/CD20+であり、染色体検査ではt(11;14)(q13;q32)転座を認めたことからマントル細胞リンパ腫(stage IV)と診断した。 THPCOP変法(THP30mg, VCR1mg, CPM500mg, Dexa20mg)を4コース行ったところ、治療開始直前に出現した左外転神経麻痺(中枢神経浸潤)は速やかに消失した。さらにリツキシマブを加えR-THPCOP療法を8コース実施した。重篤な合併症は認めなかった。 約1年21カ月経過した現在、sIL-2R 1606U/mLと高値を示す(腎不全時に偽高値を示す)ものの、LDH 241IU/L、Plt7.1万/μLと寛解状態である。

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