演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持血液透析を施行した血友病Aの1例

演題番号 : P-5-045

鳥山 清二郎:1、井上 裕太:1、阿部 弘一:1、稲葉 光彦:1、山田 浩史:2、奥原 紀子:3、森田 壮平:4、佐藤 暢:5

1:綾部市立病院 泌尿器科、2:市立福知山市民病院 泌尿器科、3:西陣病院 泌尿器科、4:田北病院 泌尿器科、5:桃仁会病院 泌尿器科

 

【目的】慢性腎不全を合併した血友病A患者に血液透析を施行し、透析中の凝固トラブルや透析後の止血、日常の出血などの合併症を良好にコントロールし、維持血液透析を継続できた症例を経験したため報告する。【症例】70歳代男性。20歳を過ぎたころより出血傾向を認め、45年前に血友病Aと診断された。糖尿病性腎症に伴う慢性腎不全にて、20XX年5月より血液透析を導入した。【経過】血液透析中、抗凝固薬は使用せず、活性凝固時間(activated clotting time)は約200-300秒に保たれていた。透析終了直前に第8因子製剤の投与を施行せずに、穿刺部は約10分で止血可能であった。穿刺部の止血が得られない場合や、関節内出血などの出血傾向がある時は、適宜第8因子製剤の静注を行った。第8因子活性は常に4%以下であったが、大きな問題はなく、第8因子インヒビターは陰性のままであった。【考察】血友病A患者の血液透析管理について若干の文献的考察を加え報告する。

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