演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

白血病を発症した維持透析患者の臨床的検討

演題番号 : P-5-040

鈴木 美貴:1、岡 雅俊:1、秋山 健一:1、佐藤 尚代:1、渋井 香織:1、鈴木 智:1、渡邊 喜彦:1、小原 まみ子:1、望月 隆弘:1

1:亀田総合病院 腎臓高血圧内科

 

【はじめに】維持透析患者の死因に悪性腫瘍は第4位にあげられる。そのうち造血器悪性腫瘍の内訳は明らかではないが、本邦における造血器悪性腫瘍の有病率は人口10万人対5.3人と比較的稀である。特に慢性腎不全や維持透析患者に合併した白血病の報告は少ない。平成17年~22年の6年間で当院に入院した白血病を発症した維持透析患者5例の治療経過、予後について検討した。 【症例】症例は5例(男性3例、女性2例、発症時の平均年齢は56.8歳±19.8)で、内訳は慢性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病(M0、M2)、骨髄異形成症候群の白血化、骨髄増殖症候群であった。透析導入後から発症までの期間は平均50.4ヵ月で、全例に薬物療法を施行しているが、転帰は全例死亡で、死因は感染症が4例、原疾患の増悪が1例だった。発症から死亡までの期間は25.8ヵ月であった。 【結語】維持透析患者に合併した造血器悪性腫瘍は、未だ予後不良であり、今後のさらなる検討が必要である。

前へ戻る