演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

人工血管におけるボタンホール穿刺の経験 ~使用開始から5年経過して~

演題番号 : P-5-025

中川 孝:1、小林 かな:1、三芳 裕一郎:1、前田 昌良:1、住吉 安代:1、一瓢 綾子:1、森 富久子:1、高橋 利和:2

1:(社医)愛仁会高槻病院 臨床工学科、2:(社医)愛仁会高槻病院 腎臓内科

 

【はじめに】日本透析医学会においてボタンホール(以下BH)穿刺の標準化を報告し、人工血管におけるBH穿刺の有用性を報告した。人工血管におけるBH穿刺は、止血困難や感染のリスクを考えて敬遠されがちであるが、当院では積極的に人工血管に対してBH穿刺を導入し5年が経過したので報告する。 【対象・方法】人工血管を使用している患者9名に対し、メディキット社製ペインレスニードル(以下PLN)によるBH穿刺を行った。初回にメディキット社製ハッピーキャス(以下通常針)にて規定通り穿刺を行い、2回目以降はPLNを使用した。 【結 果】人工血管におけるBHの平均使用期間は2年4ヶ月で、同一部位でのBH最長使用期間は3年6ヶ月であり、瘤を形成することは無かった。止血時間も通常針使用時と比べて延長は無かった。人工血管感染は1例に認めた。 【結 論】人工血管におけるBH穿刺は穿刺孔が少なくなるため人工血管の寿命が延長する有効な穿刺法であると考える。

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