演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

サーモグラフィーによるバスキュラーアクセス(VA)スクリーニングの有効性に関する検討

演題番号 : P-5-020

佐々木 廉雄:1、加賀 誠:1、久原 登士也:1、小牧 健一:1、鈴木 巧:1、渡邊 弘規:1、足助 雄二:1、朝倉 伸司:1

1:小山すぎの木クリニック

 

【目的】サーモグラフィーによるVAスクリーニングに関して検討した. 【方法】当院透析患者でVA機能不全が疑われた10症例にサーモグラフィーを施行し超音波や造影検査と比較検討した. 【結果】サーモグラフィー画像と,超音波・造影による検査でのVAの主要血管走行やサーモグラフィーでの血管途絶部位と超音波や造影検査による血管狭窄部位は一致した.また,サーモグラフィーの血管途絶部位とその前後での体表温度は途絶部位前35.71±0.27,途絶部位後35.80±0.32,途絶部位35.01±0.31と明らかな差異が認められた.(前後vs途絶部位,p<0.01) 【考察】超音波や造影検査によるスクリーニングは非常に有用な機能評価法だが,これらの検査は時間がやや掛かることや患者に侵襲を与えたりする.これに比し,サーモグラフィーは非常に簡便なうえ,施行時間も短く侵襲も与えない.症例数も少なく今後も検討すべき点は多いが,スクリーニング法のひとつとして有用な方法であると考えられた.

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