演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ポリウレタン人工血管におけるボタンホール穿刺法の検討

演題番号 : P-5-015

高間 総一郎:1、杉 知子:1、田子 美佳:1、石和田 和美:1、上原 美樹:1、長田 由紀子:1、北川 潤:1

1:安来第一病院 人工透析センター

 

【目的】人工血管は頻回の穿刺による劣化で感染、瘤形成などの合併症を発症することがある。我々は、ボタンホール穿刺で人工血管の損傷・劣化を軽減できる可能性を考え、ポリウレタン人工血管を対象にボタンホール穿刺を行い、その有効性について病理診断結果を踏まえ検討を行った。 【方法】通常穿刺針で同一部位の反復穿刺を行い固定ルートを作製後、ダルニードルでボタンホール穿刺を行った。 【結果】ダルニードルでの穿刺期間は3ヶ月から1年6ヶ月間で、穿刺ミスは無く合併症の発生は無かった。自己血管に比べ皮膚の穿刺孔と人工血管壁の孔がずれ易く、穿刺時に孔を探すことが多かった。穿刺期間1年6ヶ月の標本では、通常穿刺に比べ孔付近の有意な損傷・劣化は無く止血は良好であった。 【考察】ボタンホール穿刺では穿刺ミスが少ないため人工血管の損傷も少なく、劣化・感染等の合併症が軽減する可能性があると考えられた。

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