演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

バスキュラーアクセス挿入時に発見された重複下大静脈の一例

演題番号 : P-5-012

木村 知子:1、川田 博昭:1、島田 輝彦:1、竹中 義昭:1

1:宝塚市立病院 腎臓内科

 

【症例】70歳代 男性【現病歴】平成XX年以後、慢性腎不全に対し、当科外来通院加療中であった。3年後9月23日、呼吸困難、胸部不快感を認め当院受診、急性大動脈解離にて同日入院となった。【経過】大動脈解離に対し、保存的に加療を行っていたが、腎機能は徐々に悪化したため、同年10月1日、血液透析導入。左大腿静脈にダブルルーメンカテーテルを挿入したところ、位置確認のX線上でカテーテルが脊椎左側に存在したため、さらに造影CTを施行し、重複下大静脈と診断。維持透析実施においては重複下大静脈に留置したカテーテルをアクセスとして使用して特に問題を認めなかった。【まとめ】今回、左大腿静脈にバスキュラーアクセス挿入した際に重複下大静脈であることが確認された症例を経験した。緊急透析において、大腿静脈にアクセスカテーテルを留置することはしばしば行われる。その際に、下大静脈についての知見を有することは興味深く、意義深いと思われたため、ここに報告する。

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