演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の身体活動量に関与する因子の検討

演題番号 : P-4-357

杉野 輝一:1、佐藤 英麿:1、野々村 浩光:1、古田 幸子:1、古田 昭春:1、澤田 重樹:2、後藤 紘司:2

1:(医)澤田病院 透析部、2:(医)澤田病院 内科

 

【目的】透析患者の身体活動量に関与する因子を検討した。 【対象・方法】外来で独歩可能な69例を対象に、一週間の身体活動量を加速度計付歩数計で測定し、末梢動脈疾患(PAD)の指標をABI値、自己評価式抑うつ性尺度(SDS)、年齢、透析歴、性差、%CGR、BMI、DMの有無、ALB値を因子とし検討した。 【結果】全例の歩数はABI値、%CGRと有意な正相関を認め、年齢、SDSと有意な負の相関を認めたが、ABI値、SDSが正常値例の歩数は年齢・%CGRとの相関を認めなかった。SF-36より日常生活における歩数の下限を3000歩とした時、3000歩以下例のABI値、SDS異常値例の割合は89%であった。各因子のロジスティック回帰分析では、PADの有無(オッズ比17.8)、抑うつの有無(オッズ比5.0)が有意な因子として示された。 【考察】PAD、抑うつのコントロールは、透析患者の身体活動量の低下を抑制する上で重要である。 【結語】透析患者の身体活動量の低下にPAD、抑うつが強く関与していることが示唆された。

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