演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

訪問看護師が看る在宅での患者心理

演題番号 : P-4-354

古田 いづみ:1、松岡 哲平:2

1:(医)大誠会 訪問看護ステーション・ハーブ、2:(医)大誠会

 

【はじめに】 透析治療での生存年数が伸びる近年、うつ状態になる患者は増加している。 うつ症状がみられた透析患者と訪問看護での関わりの中で、日ごろ見られなかった患者心理を経験した。 【症例】 50歳代、男性、独居、DM性腎症で透析歴8年。 透析導入後間も無く生活保護となる。透析5年目で左下肢切断、義足にて歩行可能。 HXX年1月右足第1~3趾に低温熱傷を受傷。毎日の創処置の為訪問看護が、日常生活援助の為訪問介護が導入された。 熱傷は半年で治癒したがその頃より介護者への暴言が多くなり、看護師訪問時に飲酒しているなどが見られた。人生に対し悲観的発言を初めとした悩みの訴えが多くなり、体調不良の緊急電話も多くなった。同年6月自殺企図の電話あり、訪問看護師とケアマネが駆け付け未遂に終わる。対象を交えたケアカンファを行い一時は落ち着いたが、その後は透析拒否行動も見られた。その為、透析施設、在宅部門、市職員との連携のもと、対象をサポートした。 【まとめ】 うつ症状を呈した透析患者は多職種によるサポートが必要である。今後は専門医の介入を希望する。

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