演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

難治性腹水合併症患者における身体・精神面の変化

演題番号 : P-4-353

平原 徳仁:1、矢部 あけみ:1、佐々木 弘子:1、高橋 和美:1、本多 稔恵:1、北薗 力生:1、阿部 糸子:1、西野 義親:1、松村 治:1

1:(医)蒼龍会 武蔵嵐山病院

 

【症例】70歳代男性。C型肝炎による肝硬変と糖尿病の腎障害により、20XX年7月にCAPD導入。2年後12月より血液透析に移行した。翌年1月肝硬変による難治性腹水のため加療目的で入院となった。腹水穿刺を同年1月より開始したが、腹部膨満感の訴えが強く腹水穿刺を頻回に施行する。腹水流出によるAlb低下により栄養状態悪化、透析中の血圧低下を招き身体的変化に死期を感じ、将来への悲観や不安を強く訴えるようになった。同年4月よりAlb喪失を防ぐため腹水直接再灌流法を開始。施行後、徐々に腹水が減少、Alb値が上昇した。食欲が増進したことにより栄養状態も安定した。身体的な回復に伴い精神的にも安定し、同年6月より外来透析となった。 【まとめ】危機的状態を乗り越える心理変化の過程を明らかにすることは患者の身体・精神的支援において有用であると思われた。

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