演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

輸血に対し虚偽の訴えをした維持透析患者へのアプローチ

演題番号 : P-4-350

森 群子:1、長野 きよ美:1、安藤 寿々子:1、橋本 和明:1、高橋 浩毅:1

1:岐阜市民病院 腎臓病血液浄化センター

 

【はじめに】骨髄異形成症候群と診断され、透析時毎回輸血を必要とする維持透析患者が、「かゆみがある」と輸血の副作用症状を訴えられた。後日「あれは冗談だった」と言われ、患者にとって必要不可欠である輸血に対し、虚偽の訴えをされたのは何故だろうと疑問に思った。そこで、患者の思いを知るために、病みの軌跡を活用することで患者を理解し、ヘルスカウンセリングを用いたアプローチを試みたので報告する。【期間】2010年7月~12月【対象】透析導入7ヶ月目で骨髄異形成症候群を発症した60歳代の男性【方法】1.ヘルスカウンセリング2.フィッシュボーン型成育歴3.病みの軌跡【結論】1.フィッシュボーン型成育歴で患者の今までの生活が分かり、病みの軌跡により現在は引きこもり状態であることが理解できた。2.「不安定期」である患者に対して、ヘルスカウンセリングによる心の枠組みをはずしたコミュニケーションを図ったところ、今までに見られなかった外出や転院の話を自分から持ち出せるようになり「安定期」への移行が見られた。

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