演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

精神遅延である透析患者の母子分離への関わり

演題番号 : P-4-340

石川 文恵:1、新原 百合子:1、篠原 千香子:1、中西 ひろ子:1、栗山 謙:1、江本 秀斗:1

1:(医)社団秀佑会東海病院 透析室

 

【はじめに】 精神遅延である透析患者に母子分離が必要となり、今回一人暮らしへの援助を行ったので報告する。 【症例】 40歳代、女性、透析歴22年。父母と三人暮らしであったが、父親の死後、母子関係が悪くなり暴力的言動・行動が出現。母子分離が必要と判断し、入院・施設入所勧めるも拒否。社会福祉資源を活用し一人暮らし・通院透析を開始。 【結果】 1か月のシミュレーションを経て、評価・継続を再検討。セルフマネジメントも良好で、安定した一人暮らし・通院透析が継続できている。 【まとめ】 患者の“生きがい・やる気”は家族だけではなく、患者を取り巻く介護スタッフとの関わりも、一つの要因であった。精神遅延の程度にもよるが、患者が示す乏しい表現の中から、患者の気持ちを見極め・評価していくことは極めて難しいと今回の症例で学ぶことができた。

前へ戻る