演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

統合失調症患者の透析導入~地域における施設間連携の実際~

演題番号 : P-4-339

高良 恭史:1、上原 和範:1、仲座 誠志:1、赤嶺 正樹:1、上原 りよ子:1、大浦 孝:1

1:(医)十全会おおうらクリニック 腎臓リウマチ科

 

【背景】:高齢化社会の到来により認知症をはじめとする精神疾患も増加している。精神疾患を合併する場合、自立での透析導入は困難を極める。 【目的】:長い経過の統合失調症患者がネフローゼ症候群より腎不全に至り、外来通院にて透析導入を試みたので報告する。 【症例】:70歳代の男性で、31年前頃より路上生活者で統合失調症として、長期に亘り某精神病院に入院していた。退院後は施設に入所し通院を続けていた。20XX年4月、全身浮腫を主訴としてネフローゼ症候群及び腎不全と診断され透析治療を要した。御本人との意志の疎通は不可能で、施設長に説明と同意を得、又、役割と責任の分担を協約し治療を開始した。 【結果】:急性期を脱し、車椅子通院から歩行通院まで回復し、定期透析へ移行した。 【考察】:生活保護施設、透析治療施設、精神科入院施設、合併症対策救急入院施設のネットワーク構築が必要である。

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