演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

穿刺時消毒液はポビドンヨードよりクロルヘキシジン・イソプロパノールが有用である

演題番号 : P-4-328

田中 亜也子:1、田杭 美栄子:1、浅川 昌之:1、山田 祥美:1、坂本 順:1、斉藤 武志:1、立花 健:1

1:(医)聖水会立花クリニック

 

【背景】昨年NEJM誌に手術時皮膚消毒液として10%ポビドンヨードより2%クロルヘキシジン+70%イソプロパノールが優れている事が報告された。そこで穿刺時皮膚消毒液として10%ポビドンヨード(P)と0.5%クロルヘキシジン+70%イソプロパノール(CI)の有用性について比較検討した。【方法】慢性維持透析患者60名を2群に分け、PあるいはCIを穿刺時皮膚消毒液として使用し経過観察した。また健常者延べ30名で皮膚をPとCIで消毒し、前後でスタンプ法を用いて皮膚の細菌培養を行った。【結果】4カ月の観察期間中両群共に有意な皮膚感染は発生しなかった。消毒後1分の皮膚細菌培養では、生菌数はP群に比してCI群で有意に減少していた。(3.4個vs0.07個、p=0.002)。【結論】実用的な消毒効果は両群とも同等であったが、細菌培養の結果からはCIの方が有意に消毒効果が高く、コストも約1/10と安価であり、より有用であると考えられた。

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