演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

圧迫と’むれ’を防止するシャント肢固定用シーネの考案

演題番号 : P-4-323

伊藤 裕子:1、土橋 弘美:1、糸賀 重雄:1、伊達 敏行:1

1:(医)腎愛会だてクリニック 看護部

 

【目的】透析中の抜針事故防止の為にシーネを使用しているが、患者さんにとり苦痛が少なくより優しいと思われるシーネを考案したので報告する。 【対象】透析中に抜針事故に対する危険性の高い認知症例4名と体動の激しい非認知症例1名の計5例であり平均年齢は79±3歳である。 【方法】考案したシーネは骨格として園芸用プラスチックネットとグラスファイバーを用い、外側を布製カバーで覆い、皮膚に触れる部分にはキルティング用の綿を充填した。このシーネと市販のビニール製シーネにおいて安全性およびシャント肢の’むれ’、血液回路による圧迫跡などを観察し比較した。 【結果】新しいシーネではシャント肢のだるさや痛みなどの訴えが減少し、シーネの締め付けによる回路の圧迫跡、’むれ’は何れも改善が認められ、現在まで延べ390回の透析において抜針事故は認められなかった。 【考察と結論】抜針事故防止についてはシーネ固定のみならず、患者の言動や行動をよく観察し、安心する言葉を掛けるなど細やかな対応が必要であると思われる。

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