演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析終末期を迎えた患者と家族へのかかわり

演題番号 : P-4-301

小林 桂子:1、石川 千奈美:1、清水 倫子:1、仲田 輝乃:1

1:静岡赤十字病院透析室 看護部

 

【症例】近年、透析技術の進歩により透析年数の長期化や透析導入患者の高齢化が進み、当院においても、外来維持透析患者の4割は75歳以上の後期高齢者である。加齢と共に身体能力や認知能力の低下といった健康問題が進むと、患者は自己管理が難しくなり、家族や第三者の手を借りながら透析を継続せざるをえなくなる。更に全身状態が悪化し透析継続が困難になる透析終末期となれば、透析そのものを継続するかどうかの判断がせまられる。今回、外来維持透析を行っていた認知症のある80歳代の女性が終末期を迎え、その家族が透析治療の中止を決断し、在宅で最期を看取った事例を経験した。現在の透析医療を取り巻く問題や、終末期の患者、家族へのかかわりについて考える機会を得たので報告する。

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