演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

高齢外来透析患者と同居する家族が直面した困難の内容と対処の実態

演題番号 : P-4-296

毛利 登美子:1、平沢 由美子:1、高島 和代:1、中林 美奈子:2

1:不二越病院 透析室、2:富山大学 医学部看護学科

 

【目的】良好な透析指標の獲得を目指して高齢患者の行動変容を促すためには、患者本人に対する動機づけに加えて、いかにして家族の支援力を高めていくかという問題が現実的な課題である。そこで、本研究では高齢外来透析患者の家族支援の在り方を検討した。【方法】透析指標が不良な70歳以上の患者と同居している家族3人のインタビューを通して、家族が患者の行動変容に関連して直面した困難の内容とその対処の実態を明らかにした。【結果】家族の語りを類似性に従い分類したところ、直面した困難の内容として(1)報われない気持ち(2)自身の健康不良(3)自身の自由時間が奪われる(4)病気に対する知識不足(5)医療費による生活圧迫(6)患者との人間関係(7)他の家族との人間関係が挙げられた。また、それらの困難に対し努力、諦め、協力・援助の依頼、開き直り等の対処スタイルをとっていた。【まとめ】家族の支援力の強化には個々の家族が直面する困難と対処スタイルに応じた保健指導の重要性が示唆された。

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