演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

長期的に通院透析ができている超高齢透析患者の一例

演題番号 : P-4-295

前刀 荘道:1、冨塚 美佐子:1、鈴木 百子:1、佐藤 よし子:1、金成 万里子:1、関 正則:2、菊池 修一:2、大場 正二:2

1:大場内科クリニック 看護部、2:大場内科クリニック 内科

 

【症例】90歳代女性。既往歴:心房細動、脳梗塞。5年前で透析導入(原疾患不明)。翌年から当院で維持血液透析を施行している。幸い認知症は認めず、室内歩行可能である。繰り返すシャント閉塞により3年前に長期留置カテーテルを挿入、現在まで使用している。当初、透析中の血圧低下による苦痛から抑うつ的言動がみられたが、本人・家族とも通院透析を続けたいとの強い希望があり、家族も非常に協力的であった。透析条件を見直し、血圧低下の軽減と低栄養の防止目的でポリスルフォン膜からAN69膜に変更、血液流量も120ml/min に抑えた。また、担当する看護師を増員、状態観察や会話の頻度を多くし、血圧低下にも早めに対処できるようにした。家族との間で連絡ノートも活用した。その結果、次第に透析中の血圧低下が減少するとともに精神状態も安定し、現在まで通院透析ができている。【考察】超高齢透析患者でも諸条件が整えば通院透析を続けることが可能である。

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