演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜透析(PD)導入期の食事摂取量不良患者に対し高エネルギー栄養補助食品により栄養補給量が改善した一例

演題番号 : P-4-281

荒川 由起子:1、佐藤 敏子:1、武藤 重明:2、草野 英二:2

1:自治医科大学付属病院 栄養部、2:自治医科大学附属病院 腎臓内科

 

【症例】70歳代女性。20XX年2月に腎機能悪化のため入院。肺水腫があり緊急血液透析開始後、本人希望でPDに変更したが、腰椎骨折にてPD開始は3月となった。食事量低下のため入院16病日より栄養介入を開始した。【経過】介入直前の血液検査値はAlb2.3g/dl、BUN19mg/dl、Cr4.9mg/dl、K 3.0mEq/l、1日摂取量は7kcal/標準体重kg、たんぱく質0.2g/標準体重kg、K 462mg。栄養補助食品(2kcal/ml、K 200mg)の追加と、PD導入時の透析状況等を考慮し食事摂取量を調整したところ、入院83病日の血液検査値はAlb2.7g/dl、K 3.8mEq/l、1日食事摂取量は29kcal/標準体重kg、たんぱく質0.8g/標準体重kg、K 1900mgに改善した。【結語】高エネルギー、K含有の栄養補助食品はPD導入期の食事量低下には効果的であると思われた。

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