演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

食事指導と薬物治療変更により高リン血症が改善した1症例

演題番号 : P-4-268

梶井 由美子:1、中山 均:2、滝本 泰海:3、池田 裕:3

1:信楽園病院 栄養科、2:信楽園病院 内科、3:信楽園病院 臨床工学科

 

【目的】透析患者では動脈硬化や生命予後の観点から、リンのコントロールが重要とされる。今回高リン血症の患者に栄養指導及び薬物治療の変更を行い、高リン血症が改善した症例を報告する。【症例】60歳代男性 身長173cm台 DW70kg台 原疾患:慢性腎炎 透析歴:2年10ヶ月【方法】1.(1)身体計測値 (2)食事記録調査 (3)血液検査データ(4)nPCR、%CGR、Kt/V及びCTRから栄養評価を行い、20XX年11月13日栄養指導開始。2. 薬物療法の変更:(a)塩酸セベラマーの増量及び炭酸ランタンの併用、(b)活性型ビタミンD製剤の調節及びシナカルセト塩酸塩の追加を行った。【結果】同年11月4日(栄養指導開始前)P7.7mg/dl、補正Ca9.9mg/dl→2年後12月7日P5.8mg/dl、補正Ca9.0mg/dlと管理目標値を維持している。また、身体計測値、血液検査データなどから栄養状態の低下は認められなかった。【考察】高リン血症では食事療法とともに、薬物療法や透析量の検討が不可欠であり、多職種との連携を保ち評価と指導をくり返すことが重要と考える。

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