演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者における水分増加と塩分との関係

演題番号 : P-4-266

清水 和栄:1、吉川 妙子:1、藤山 直美:2、古田 久美子:3、辻 菜摘:4

1:白楊会病院 栄養部、2:メディカル-サテライト・名古屋 栄養部、3:多治見クリニック 栄養部、4:白楊クリニック 栄養部

 

【目的および方法】当法人の血液透析患者のうち無尿患者74名について、採血前3日間の食事調査と身体計測値、血液検査結果とを比較検討し、塩分摂取と水分増加の実態を把握し、食事指導の実施に向けた検討を行う。【結果】増加率5%未満群では食塩摂取量は7.7g、5%以上群では9.5gであった。体重増加量と摂取栄養量の関係では5%未満群で摂取栄養量と相関が認められたが5%以上群では食塩摂取量と相関を示したものの、その他の項目では相関は認められなかった。両群の摂取栄養量の比較では脂質以外、両者に有意差は認められなかった。【考察】5%未満群では栄養摂取量が増加量に起因していることがわかった。また5%以上群では水分増加の多い人が必ずしも栄養摂取量が多いとは言えず、塩分の過剰摂取に起因すると考えられる。水分増加量の多い患者に対しては、増加に潜む栄養低下を念頭に入れた指導が必要である。

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