演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液ガス分析装置による透析液重炭酸イオン濃度と総二酸化炭素濃度~その正確性について~

演題番号 : P-4-189

清水 康:1、田中 和弘:1、森上 辰哉:2、申 曽洙:3

1:五仁会 元町HDクリニック 臨床検査部、2:五仁会 元町HDクリニック 臨床工学部、3:五仁会 元町HDクリニック 内科

 

【目的】各社血液ガス装置を用いたHCO3を利用する上での問題点とctCO2の有用性を探る 【方法】各社装置による透析液HCO3値、酢酸系・クエン酸系透析液へのHCO3添加回収試験、透析液基準液を用いたHCO3とctCO2の関係 【結果・まとめ】各社装置のHCO3値は各透析液で2-4程度の差を認め、一部演算式の差と考えられる機種を除き比較的収束していた。補充液などPHの低い試料では大きく(10以上)ずれる機種があり、電極の特性差と考えられた。HCO3の回収試験は、機種にもよるがほぼ回収されており、測定の正確性はあると考えられた。基準液のHCO3は理論HCO3より低く、ctCO2値が理論HCO3と近似していた。しかしメーカによりすでに理論値に近いHCO3が得られるよう補正されている機種もあり、これらではctCO2は意味をなさない。一方、かなり重炭酸イオンを反映していると考えられる機種もあり、ctCO2を利用すれば実際の溶解NaHCO3量を知る手段として有用と考えられた。

前へ戻る