演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における透析液カリウム濃度補正の現状

演題番号 : P-4-188

高橋 舞:1、山本 裕子:1、渡邊 恭通:1、花房 規男:2、玉井 久義:1、野入 英世:2

1:東京大学医学部附属病院 医療機器管理部、2:東京大学医学部附属病院 血液浄化療法部

 

【目的】透析液カリウム(K)濃度が低いと突然死のリスクが増加することが知られている。当院では従来ハイリスクな患者において、透析前K値測定を元に透析液K補正を行っている。今回、K補正の現状と問題点、患者データとの関連性について検討を行った。 【方法】2010年4~6月に透析を行った全患者を対象とした。K値測定及び補正の有無、透析前採血データ(K,Alb,Ca,IP,BUN,Cre,CRP,Hb)3回分を調査。K値測定及び補正有り無しの2群間で検査値の比較を行った。 【結果】患者数38名、平均年齢68歳。K値測定有り21名、うち補正有り8名であった。K値測定群でAlb、IP低値、CRP高値であった(P<0.05)。K補正群ではK値のみが低値であった(P<0.05)。 【考察】当院では、低栄養、炎症を合併した例でK値が測定されていた。少なからずK補正が行われており、合併症患者における市販透析液K濃度については検討の余地があると考えられた。

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