演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析腎癌に対する腹腔鏡下腎摘除術の検討

演題番号 : P-4-150

山下 かおり:1、伊藤 文夫:1、横田 成司:1、石川 哲生:1、巴 ひかる:1、合谷 信行:1、中澤 速和:1

1:東京女子医科大学東医療センター 泌尿器科

 

【目的】当施設は透析腎癌に対して積極的に腹腔鏡下腎摘除術を施行している。同手術の成績を報告する。【対象】2004年6月から10年11月までに当科で腹腔鏡下腎摘除術を施行した透析腎癌34例を対象とした。【結果】患者の平均年齢は59.0歳(35~84歳)、透析歴は平均155.8ヶ月(17~384ヶ月)であった。手術時間は平均246.5分、腎動脈クランプまでの時間は平均100.3分、腎静脈クランプまでの時間は平均128.7分、ドレーン留置期間は平均4.0日、術後入院期間は8.9日であった。合併症として輸血を必要とした例は11例(32.3%)あったが、そのうち7例は2007年以前の症例であった。また術後のCTで血腫を認めた症例が3例(8.8%)いた。一方、開腹手術に移行したものが2例(5.9%)あった。原因は血管及び腹膜損傷であった。【考察】透析腎癌に対する同術式は確立しつつあり、更に症例を重ねることにより完全かつ低侵襲な手術を可能にしうると思われた。

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