演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持血液透析患者に発症した両側腎細胞癌の1症例

演題番号 : P-4-149

難波 早耶香:1、波止 亮:2、田中 香代子:1、松井 歩:1、山崎 惠介:1、森田 智:1、門松 賢:1、斉藤 史郎:2、関 敦子:3、前島 新史:3

1:東京医療センター 腎臓内科、2:東京医療センター 泌尿器科、3:東京医療センター 臨床検査科病理

 

【症例】糖尿病性腎症による腎不全のため19XX年から血液透析を行っている50歳代男性【現病歴】11年後8月初旬に肉眼的血尿を自覚し、尿細胞診を行ったがclassIIであった。白血球尿も認めたため抗生剤投与を行ったが血尿が改善しなかったため当院泌尿器科を受診した。【経過】CTで両側腎細胞癌、下大静脈周囲のリンパ節転移を疑われ、11年後11月18日に両側腎臓、左副腎摘出術および右腎門部リンパ節郭清術を行い、病理診断で右腎granular cell carcinoma、G3、pT3bN2、左腎clear cell carcinoma、G2、pT2と診断された。【まとめ】末期腎不全患者は腎細胞癌の危険が高く、スクリーニング検査が重要であると言われている。両側性に発症する例も稀ではないが、本邦での報告例は少ない。本症例は両側の組織像がやや異なり、両側原発腎細胞癌と考えられた。

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