演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者に発生した予後不良なUnclssified renal cell carcinoma 3症例の検討

演題番号 : P-4-145

横田 成司:1、伊藤 文夫:1、石川 哲生:1、山下 かおり:1、巴 ひかる:1、合谷 信行:1、中澤 速和:1

1:東京女子医科大学東医療センター 泌尿器科

 

【目的】透析腎癌は一般に生物学的悪性度が低いとされているが今回、悪性度の高い透析腎癌3例を経験した。これはこれまでの当施設の透析腎癌の1割に達し一般腎癌における比率より有意に高い。その3症例につき文献的考察も踏まえて検討する。【症例1】40歳代、男性。透析歴29年。左腎癌の診断にて左腎摘出術及び結腸合併切除術施行。病理診断はrenal cell carcinoma,sarcomatoid typeであった。【症例2】50歳代、男性。透析歴11年。左腎癌にて左腎摘出術施行。病理診断はUnclassified renal cell carcinoma,high gradeであった。術後5カ月後に多発転移のため死亡。【症例3】70歳代、女性。透析歴29年。左腎癌にて左腎摘出術を施行した。病理診断はrenal cell carcinoma,unclassified,with clear cell carcinoma-like features。術後腹腔内膿瘍からDICを起こし死亡。【結論】透析腎癌の一部には予後不良かつ進行癌が存在しスクリーニングの強化、かつ迅速な治療の必要性が示唆された。

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