演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者における転移性腎癌に対する治療法の検討

演題番号 : P-4-144

高木 敏男:1、近藤 恒徳:1、飯塚 淳平:1、小林 博人:1、橋本 恭伸:1、田邉 一成:1、中澤 速和:2、伊藤 文夫:2

1:東京女子医科大学病院 泌尿器科、2:東京女子医科大学東医療センター 泌尿器科

 

【目的】治療選択に迷う透析患者における転移性腎がんに対する治療を検討。【方法】当院にて透析腎癌に対して根治的腎摘除術を行った患者のうち多臓器転移あるいはリンパ節転移を来し2次薬剤治療を行った17例が対象。【結果】17例中9例が手術時転移を要しており、平均年齢58.6±8.09歳、平均治療開始前透析期間262±116月、平均BMI21.3±2.7kg/m2、平均観察期間17.6±17.1月であった。転移巣として肺11例、縦郭リンパ節3例、副腎2例、後腹膜3例、骨3例、肝1例、皮膚1例(延べ数)であった。MSKCCはintermediate 13例、Poor 3例であった。Median cancer specific survivalは約15カ月であり、二次治療薬剤による有意差は認めなかった(sorafenib 9例: 14.7, INFα 8例: 14.1, P=0.5514)。多変量解析にて癌特異的生存期間に寄与する因子は認めなかった。【結論】透析患者における転移性腎癌は散発性腎癌と比較して生存率が低い印象がある。

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