演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持透析症例のRLSおよび全身掻痒感に対するプラミペキソールの効果

演題番号 : P-4-134

根本 遵:1、根本 修:1、竹村 克己:1

1:竹村内科腎クリニック

 

【背景・目的】維持透析患者では,慢性的な痒みやレストレスレッグ症候群(RLS)などが多く見られ,QOL低下の要因となる.下肢の異常感覚のため安静が保てず,運動をすると改善することが特徴的である.2010年1月に,RLSに対してドーパミン受容体刺激薬の保険適応が認められたが,ほとんどが未変化体として尿中に排泄され,透析効率も9%程度と低いが,透析症例のRLSに関する使用報告はまだ少ない. 【方法・結果】RLSもしくは痒みを有する維持透析患者に,プラミペキソール0.125mgを14日間投与した.その効果をVASスケールおよびIRLS(RLS重症度スケール)で評価した.少量のプラミペキソール投与によって,透析症例のRLSは大いに改善したが,掻痒感に対しての効果は乏しかった.また,特記すべき副作用は出現しなかった. 【考察】ドーパミン受容体刺激薬・プラミペキソールは,維持透析症例のRLSに対して,安全かつ有効な薬剤であると考えられた.掻痒感そのものに対しての効果は弱く,独立した病態と考えられた.

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