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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析中の頭痛で発見され3日間の保存的経過観察のみで急速に消失した急性硬膜下血腫の一例

演題番号 : P-4-123

根本 修:1、竹村 克己:1、根本 遵:1、安倍 欣博:2

1:竹村内科腎クリニック 内科、2:獨協医科大学 脳神経外科

 

【症例】70歳代男性 【臨床診断】急性硬膜下血腫 【既往歴】15年前糖尿病、糖尿病性腎症による腎不全で7年前に血液透析導入 【現病歴】20XX年1月13日通常通り来院。頭部打撲等の事象は無し。来院時血圧は144/68mmHg、特に自覚症状も無く通常通り午前9時37分透析開始。抗凝固剤はヘパリン800単位/時間。午前10時50分急激に血圧と心拍数の低下を認め硫酸アトロピン1mg投与し血圧120/70心拍数70/分に改善。午前12時20分頭痛を訴え除水を中止。透析中の血圧は150/75mmHgを超えなかったが意識レベルの低下あり頭痛の症状強く透析中断。頭部CT撮影施行し急性硬膜下血腫とmidline shiftを認めた。その後170~mmHgと血圧上昇とIII-300と意識レベルの低下認めニカルジピン2mg静注後に高次医療機関に搬送。意識レベルが改善し保存的経過観察のみで1月15日に同院施行の頭部CTで血腫は消失、1月16日退院。 【結語】透析中の頭痛で発見され3日間の保存的経過観察のみで消失した急性硬膜下血腫の一例を経験したので報告。

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