演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

脳梗塞を繰り返すSteal症候群を認めた透析導入患者の一例

演題番号 : P-4-121

山田 慶:1、長谷川 純平:1、荻原 唯子:1、関沢 京:1、岩崎 千尋:1、亀井 大悟:1、中山 一誠:1、安井 由紀子:1、加賀 俊江:1、尾本 和也:1、阿部 恭知:1、遠藤 真理子:1、若井 幸子:1、小倉 三津雄:1

1:東京都保健医療公社大久保病院 腎センター

 

【症例】70歳代 男性。40代より糖尿病の診断を受け2年前頃より腎機能障害進行を認めた。当院内分泌内科受診時、体液貯留著明で20XX年3月4日より透析導入。3月17日左上肢のarterio-venous fistula(AVF)を造設し透析を継続したが末梢循環不全によるチアノーゼ、疼痛など神経症状が顕在化しエコーによるflow volume 3000ml/minの状態でSteal症候群の診断を得た。shunt造設後、歩行障害に対して4月15日施行の頭部MRIにて橋梗塞を確認。その後も5月6日、6月1日施行の頭部MRIにて新規脳梗塞所見を繰り返しSteal症候群との関連が疑われた。shunt閉鎖術、新規shunt造設後flow volume 850ml/minに改善し脳梗塞の新規病変も認めなくなりshunt血流過多と脳血流低下との因果関係が疑われる貴重な症例を経験したため報告する。

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